こんにちは!システムサポートの孟です!
私事ではありますが、先日、パパさんチェアを購入しました!
在宅時間が長くなったため長時間座っても腰が痛くならない座り心地のいいソファを探したら、
たまたま このパパさんチェアに出会って一目惚れしました!
しかしこの形の椅子は家具売り場では中々見かけないですし、
そもそもなぜ「パパさんチェア」と呼ばれるようになったのか興味が湧いたので調べてみました。
「パパさんチェア」はフィリピン、タイ、インドネシア、日本などアジアの国で使われてたそうです。
もともと東南アジアでは椅子に座るのではなく、床に座るのが一般的だったそうですが、
19世紀ユーロッパ植民の影響もあり、人々は椅子に座る習慣がだんだんと普及するようになったみたいです。
そんな中、赤道近くの国ではラタン(藤)で作り上げたパパさんチェア(当時ではクッションを置いてない)は涼しくて、軽くて丈夫だったので人気がありました。
それでも一家の主だけ座ることが許された、ある意味 権威を示すものでもあったようです。
パパさんチェアが世界に知られて人気が出るようになったのは、
ベトナム戦争中期(1960年代)に米軍がタイやベトナムからアメリカへ輸入し、
この異国情緒を感じさせる藤の編みデザインと、軽くて値段の安さから、
1970年代からアメリカやユーロッパで人気が出るようになったそうです。
そしてパパさんチェアという言葉は、
もともとフィリピンやマレーシアなど、この椅子の発祥地では
「藤の椅子」や、「丸い藤の椅子」と呼ばれていますが、
ベトナム戦争時にアメリカ人は「パパさんチェア」と名付けたそうです。
「パパさん(Papasan)」は日本語の由来で、アメリカ兵は第2回世界大戦に日本と対戦する時期に
日本の風俗関係者を「パパさん」や「ママさん」と呼んでいたそうで、
このスタイルの椅子は、アジアに派遣されて羽目を外す米軍にそんな連想をさせたところから、
アメリカ人にネーミングされた説があります。(※諸説あり)
ちょっと意外な発祥地とネーミングで少しびっくりしていますが、
この「パパさんチェア」について知ろうと思わなかったら。
「座り心地がいいだろうな」だとか見た目や機能性だけで興味が尽きていたら、
こんな面白い発見はなかったと思います。
同じように人との関わりでも、なんとなく自分が見ている部分だけで人を知った気になりがちですが、
その人の価値観や思っていることは興味を持って知ろうとしなければその人の本当の姿は見えてきません。
人に対してのアンテナを張ること、興味を持つことを大切にして、
その人の本当の姿に向き合えるように心掛けていきたいところです。
これからまだまだ続く長い在宅時間にきっと重要な役割を果たしてくれると思いますので、
お気に入りとして大切に使いたいと思います!