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東京
1
jun

モノの見方を変えてみる

20200601-1

こんにちは。
東京開発部のチョウです。

日本語でブログを書くのは、僕にとって初めての経験になります。
もちろん、これまで沢山のプロジェクトで山ほどの設計書や手順書自体は書いたことありますが…

さて、外国人である僕は、日本語クラスに通って日本語を学びました。
写真は、その当時使った≪標準日本語≫というテキストです。(結構有名なテキストみたいです)
20200601-1

最初は日本語で話すこと・聞くことは言うまでもなく、読むことすら大変辛いことでした。
「カタカナとひらがなは そんなに難しくないよ」とよく言われるのですが、
文章にカタカナとひらがなが混じっていると、それらを正しく分けて一つひとつの単語として
理解しなければいけないため、素人の僕にはそう簡単ではありません。

そうして日本語の本を読み、ドラマを観て、ニュースを見て、いろんな方法で独学で勉強しました。
でも、日本語の長文を読むことだけは、長い間抵抗がありました。
長文のうち、全ての文の意味をすぐ理解できる訳ではないので、
長い時間をかけて読まなければならず、かなり疲れるからです。

でもそんなある日、何としても合格したい資格の勉強のため、
600ページもある一冊の本(長文が苦手な僕にはかなりハードルに感じる量)10日間で読み切ることができました。
結局、その資格のテストは受けませんでしたが(来年また挑戦します)
これをきっかけに日本語の長文を読むことに抵抗が無くなりました。

今振り返ると、苦手や好き嫌いの物差しだけで優先順位を決めていたように思います。

でも「目的」を持つことで、モノの見方が変わって
苦手だと思っていたことも思い込みだったのかも、と気付きました。

仕事も目的の意識がないまま業務を行うと、やりがいを感じにくいし、成長にも繋がりません。

有名な「3人のレンガ職人」の話のように、この業務が最終的に何に繋がっているのか、
業務を行うことでどんな影響を与えることができるのかを明確にすると、
「ただこなすだけの業務」から「自分にとって意味のある業務」に変わります。

今回、この長文の本を読み切ったことから、このことを思い出すことができました。

長文を読むことができたので、今度は長文を書くことにも挑戦したいと思います、もちろん日本語でね^_^

次回は文化や旅行に関するテーマで何か書きたいと思います、お楽しみに…