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広島
16
mar

「許す」と「認める」の違い

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皆さん、お久しぶりです!
広島オフィスの嶋本です。


前回私がブログを上げたのは夏——、まだ大阪オフィスにいた頃でした。
あれよあれよという間にもう春が目前に迫り、私が入社して1年が経とうとしております。

4年生の皆さんはいよいよ本格的に就職活動が始まったと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
日々、自分の将来について考えていらっしゃるのではないでしょうか。

ここは先輩らしく、皆さんを元気づけられるようなブログでも記せればと思ったのですが、
大したことも書けそうにないので、最近あった自分のことについて書こうと思います。

 

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最近私は、昔流行った「フルーツバスケット」という漫画を全巻大人買いしました。
今の学生さんは知らない方が多いかもしれませんが、1998年から2006年まで連載していた、超超超人気少女漫画です。
どれくらい人気かというと、全世界累計発行部数が3000万部を超えており、現在でも「最も売れている少女漫画」としてギネスブックに登録されているほどです。
(今現在、アニメがアマゾンプライムとYoutubeで配信されていますので、気になる方は是非見てみてください)

 

フルーツバスケットの魅力は、なんといっても登場人物の強さです!

この漫画には、本当にたくさんの登場人物が出てくるのですが、
皆、大きなトラウマやドロドロとした感情を抱えています。

そんなキャラクター達に、主人公である本田透(ほんだ とおる)が優しい言葉で勇気を与えていく描写が、この漫画の特徴です。

しかし、その本田透の優しい言葉だけが魅力なのではありません。
本田透の言葉によって、登場人物たちが弱い自分を認め、そんな自分を変えたいと必死にもがく姿が、非常に魅力的なのです。

 

少し話は変わりますが、
皆さん、「許す」と「認める」の違いってなんだと思いますか?

国語辞典によると、

・許す…過失や失敗などを責めないでおく。とがめないことにする。
・認める…見て、また考えて確かにそうだと判断する。

という違いがあるそうです。

 

私がふとイメージできた「許す」は、バカボンのパパが言う「これでいいのだ」っていうやつです。
これって、いい言葉だと思いますか?
私はこの言葉を聞くと、問題をただ投げ出しているだけのように感じて、あまり良い言葉とは思えません。

ただそれと同時に、日々の中で「これでいいのだ」「ま、いっか」って思う瞬間って結構あるなぁとも思います。
私と同じで、自分の弱さを許してしまう人は多いのではないでしょうか。

なんでそんなことをしたのだろう、なんで私はそう思うのだろうと考え、きちんと向き合うことが、自分のダメさ・弱さを「認める」一歩だと思います。
ただ、自分の弱さを「許す」方が「認める」ことよりずっと簡単なので、そっちに流されやすいのです。
それもまた、自分の弱さですね。

 

ですので、
自分の弱さを認め、必死に自分を変えようともがくキャラクター達の強さは、非常に魅力的なのです!!
そして、そんなキャラクター達の姿に世界中の人々が感動し、結果「最も売れている少女漫画」になったのだと思います。

子供のころ読んだときは、話が重たい少女漫画だなぁとしか思えなかったのですが、
大人になって、全く違った見え方が出来たので、今回読んでみてとても面白かったです!

 

是非皆さんも、就活の息抜きにでも、昔ハマった漫画とか読み返してみてください。
あわよくば、フルーツバスケットにハマってくれると嬉しいです。
嶋本と語りましょう。

 

また、ブログの一番はじめに載せている写真は、
先日東京オフィスから訪れてくれた同期である上野(写真:右)と、現広島オフィスメンバーである嶋本と梅津さんでレモンサワーを飲みに行った時の写真です。

新年会から体重増加に拍車がかかりまくっている嶋本でした。
皆さん、お酒の飲み過ぎには気を付けてください。