みなさんこんにちは。広島で営業サポートしています、松岡です。
ここのところ唸るような暑さが続いていますね。皆さん熱中症にはお気を付けください。
さて先日の日曜、8月6日は広島にとって特別な日でした。
そうです、72年前に原爆が投下された日です。
毎年8月6日はオフィス近くにある平和記念公園で、平和記念式典が行われています。
今回、友人と参列してきました。
私は平和公園が通勤路なので毎日のように通っているのですが、いつもと違い、
ものすごい数の人で埋め尽くされていました。
海外からの方も多く、国籍問わず多くの方が被爆者への慰霊と、
核兵器のない平和な世界を祈りに来ていました。
この日はとても天気が良くとても穏やかでしたが、こんな夏の穏やかな朝に、原爆が投下され、
一瞬にして街が消えてしまったのかと思うと、とても恐ろしい気持ちになりました。
当時の絶望は計り知れないものだと思います。
今の当たり前の日常があることに感謝しなくてはいけないと思いました。
この日私は、式典に参加しただけで、良いことをしたような気分になっていました。
しかし、深夜に、被爆者の男性が核廃絶の為に70歳も超えた今も勢力的に活動している
という内容の番組を見て、すごく考えを改めさせられました。
「世界中に被爆者の声を届けたい」「核のない平和な世界にしたい」
そういった思いがすごく伝わってくる内容でした。
その中で特に印象的だったのは炎天下の中、核廃絶の為の署名を集めている男性に対し、
それをスルーしている、若い人たちの姿でした。
その人たちの姿を見て、私は嫌悪感を抱いたのですが、普段自分も同じことをしていることに気付きました。
普段は無関心なくせに、原爆の日にだけ関心を持ったふりをしていたんだと思うと、
このような活動をしている人達にとても申し訳ない気持ちが湧いてきて、
何も知らずに参加しただけの自分がとても恥ずかしくなり、自然と涙が出ていました。
「ただ原爆の日だから参列する」と、「原爆の日が被爆者にとってどんな日かを知って参列する」
では大きな違いがあります。ポーズだけの祈りでは何も変えることができません。
その日がどんな「価値」があるかをしっかり知らなければいけないと思いました。
今年の気付きを踏まえ、来年はしっかり知って、きちんと意味のあるものにしていきたいです。
そして私事ですが、ちょうどこの日に姉の第3子が生まれました。
この子たちの過ごす未来が明るく平和なものでありますように!
写真は夜の灯篭流しです。
※このブログを投稿した8月9日は長崎の原爆の日です。
同じ被爆地として、広島のことだけではなく、長崎のことももっと知って行きたいと思いました。
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