こんにちは。
大阪オフィス システムサポート部の嶋本です。
最近めっきり寒くなってきましたが、今年の夏休みの話をしようと思います。
8月、私は人生二度目のフルマラソンを走りました。
初めてのフルマラソンは2018年の大阪フルマラソン、二度目の今回は北海道マラソンに参加しました。
このマラソンに向けて数ヶ月前から食事制限を心がけ、ひたすら走る練習を重ねました。
ただ残念ながら、結果は完走できず、30km地点でリタイアとなりました。
初めの20kmくらいは調子良く走れたのですが、25km地点くらいから足裏に激痛が走るようになり、30km地点では足が動かなくなってしまいました。
精神的にも身体的にもあまりに辛く、正直走り終わった後は二度とフルマラソンなんか走るかと思いました。
しかし私は今、次のフルマラソンに向けて練習を再開しています。
私は本当に運動することが大嫌いなので、運動を続けることが出来ていることに自分に驚いています。
そんな大の運動嫌いな私が何故また走ろうと思えたかというと、やはり、次こそは絶対に完走したいと思ってしまったからです。
正直北海道マラソン前は練習が辛すぎて当選したことを後悔したりもしました。
終わったら浴びるように札幌ビールとジンギスカンを堪能するんだと、それをモチベーションに練習を頑張りました。
ただいざ終わってみると、完走できなかったことが悔しく、「ここをこうすれが次はもっと走れるかもしれない」という考えが次から次へと出てきました。
完走できなかったことで自身の精神的・身体的弱さを自覚することが出来たので、もしかすると完走すること以上に大事なことを学べたのかもしれません。
辛かったですが、今は参加して本当に良かったと思っています。
ただ私はそこまでモチベーションを高く維持できるようなまじめな人間ではありません。
お酒が大好きですが運動は大嫌いで、怠け者であること大いに自覚しています。
そんなグータラ社会人の私がしたことはただ一つ、それは『フルマラソンを走る』と自分で決断をしたことのみです。
決断してしまえば、大なり小なり行動が発生します。
行動をすると、「私には出来る」もしくは「私には出来ない」のどちらかの事象を自覚することが出来ます。
「私には出来ない」は、自分が成長するために、自身の現在地を表してくれる大切な指標になるので、格好よくはないかもしれませんがとても大切な経験になります。
ただ、決断すらしなければ、自分が出来るか出来ないか、一生分からないままです。
「私には出来ない」を自覚することが怖くて決断できないことが多いですが、
今回の北海道マラソンを通して、少し自分自身に希望を持つことが出来るようになった気がします。
どんだけ嫌でも後悔しても、それでもやると決断さえすれば、今の自分以上の自分になれるのかもしれない。
生きていると勇気が必要になる場面は多いですが、今回の気持ちを忘れず思い切って決断できる人間になっていきたいです。