こんにちは!
福岡オフィスDiv2の北村です。
最近は、緊急事態宣言等で、なかなか思うように行動ができない時期が続いてると感じます。
そんな風潮のせいか、世間が個人に選択を求めことが増えてきた気がします。
就職活動で頑張っている皆様には、少しでも希望に近い就職先が見つかればいいなと祈るばかりです。
今回は、私が最近出会った素敵な営業マンがいたので、その話をしたいです。
私は、メディアシステムに中途入社してもうすぐ2年目になります。
そして、4月から下関へ引越し、現在妊娠4ヶ月目です。
住む環境も福岡市内から下関市内へ変わり、体も急激に変化しました。
もう自分だけの体ではないので、思うようにできないことも多いです。
でも、家族が増える喜びは、何にもかえがたいものがあると感じています。
二人から三人になるので、マイホームを建てようということになり、様々な住宅メーカーへ掛け合いました。
その営業マンことMさんがいたのは、まだ創業10年ほどの小さな住宅メーカーでした。
第一印象は、腰が低くて、落ち着いた声のトーンで話し、相手の話をよく聞く方だなという印象でした。
でも、いざこちらが質問すると、大きな明るい声で、目を輝かせてその家に関するプレゼンを始めました。
私は、そのプレゼンの迫力に圧倒されました。
「この人は、自分の仕事が好きなんだな。かっこいいな」と。
最後に、こんな質問をMさんに投げました。
「Mさん(営業マン)、ご自身のご経歴で大手の不動産会社から転職したっておっしゃってましたよね?
こんな優秀なのに、なんで中小企業に入ったんですか?ご家族から反対されませんでしたか?」
すると、Mさんはこう答えられました。
「大手では、たくさん住宅のことを学びました。品質の良い資材も知っています。
でも、本当に良いものを売りたいのに会社のルールが存在して、
お客様がご満足できるものを提供できなかった。
確かに給料も前の会社の方が良かったです。家族とは何度も話し合いをしました。
でも私は、自分が自信を持っておすすめできる家を、お客様におすすめしたかった。
それが、この会社ではできる。私の会社は、本当に良いものを厳選して、
お客様にご提案できる。これほどいい会社は他にはないと思って入社しました。」
その言葉のひと言ひとことが、その人の想いから来ているんだと感じました。
この出会いをきっかけに、こちらの住宅メーカーにお願いすることにしました。
Mさんとやりとりをしていていつも感じられるのは、誠意と自信です。
どれだけ日々の仕事で鍛えたんだろうという努力も感じられました。
だからこそ、「この人を信頼してお願いしよう」と思えたのだと思います。
良い営業マンとは結局、彼のような信頼を得られる人柄ではないのかと思います。
そして私自身を振り返ってみた時、自分の今後について考えさせられました。
ひとつだけ、はっきりしていることがあります。
「母になるのだから、家庭に入って専業主婦になる」という考えだけは、絶対に嫌です。
せっかく平成も終わって令和になったので、
家庭も仕事も両立して、社会全体に貢献できる女性で居たいです。
自分自身の変化を楽しみながら、感謝と誠意を忘れない人間でありたいと思います。